福岡県の北九州が発祥とされる「カクウチ」という文化。

これは酒屋さんなどにカウンターが併設されており、その場でお酒も楽しめるという文化。

素敵じゃないですか？

訪問前はカクウチの意味すら知らず、Googleで調べたところ昭和の趣ある酒屋で賑やかにお酒を楽しむ「男」のたまり場のような絵柄。

今回紹介されたのは、福岡県久留米市にある「１４１酒店」

１４１＝イシイと読むそうです。

そこは世界中のワインを扱うモダンなワインショップで、その奥には女性を中心にワインを楽しむバーカウンターがありました。

プライベートセラーを拝見したところ世界中のワインが取り揃えられていながら、驚くべきはその良心的な価格設定。

オーナー夫妻の旦那様が元々ワインの輸入会社にお勤めだったようで、取り扱うワインには愛着とこだわりが感じられました。

何よりも、カウンター越しに出してくれるワインとペアリングを想定して用意されている小料理がとても有難いのです。

途中果物が食べたくなり、無茶言って注文させてもらいましたら、お忙しいにも関わらず丁寧に切って提供してくださいました。

取り扱うお酒と、そこでおもてなしを提供する人情溢れる若夫婦、そして福岡のカクウチという文化が織りなす空間で提供される時間は、あっという間に過ぎてしまいます。

私はこの滞在時間をとても価値のある時間だったと感じ、１４１酒店に行くためにまた久留米を訪れたいと思いました。

皆さんも是非、福岡のカクウチをお試しに訪れてみてください。

１４１酒店
〒830-0018 
福岡県久留米市通町３−１ マーベラスビル 1階

＃１４１酒店　＃グラニットベルト