@shishidon _wine

ししどんの
グラニットベルト発酵紀行

Chapter 14

Aussie Beef Steak House

元祖麹料理研究家・小紺有花さんが主宰する「醸し塾」にて研鑽を積む伝道師。
2026年2月、小紺さんがGRANIZOと共に企画・運営する、オーストラリア・グラニットベルトの「ワインツーリズム」へ同行。
そのツアー初日から、感動で涙が止まらなかったししどん。
その瑞々しい感性で綴られた記録が「グラニットベルト発酵紀行」です。

※「醸し塾 伝道師」とは、元祖麹料理研究家・小紺有花氏が主宰する「醸し塾」の「伝道師養成講座」を修了した、発酵食(特に糀)の本質と魅力を正しく家庭や社会に伝える専門人財です。
単なる料理教室の講師ではなく、食卓力(食事を通して心身を整える力)を高め、人生の幸福度を上げることを目的としています。

扉を開けた瞬間に広がる、香ばしいお肉の焼ける匂い。

今夜の主役は、地元の人が「ここなら間違いない」と太鼓判を押すお店の最高の一皿です。

運ばれてきたステーキは、まさにオージービーフの理想形。

驚いたのはその食感です。
力強い赤身なのに、ナイフがスッと入るほど柔らかく、噛み締めるたびに濃厚な肉汁が溢れ出します。

「肉そのもののポテンシャル」がこれほどまでに高いのかと、一口ごとに感動が押し寄せます。

この美味しさの秘密は、徹底した地産地消へのこだわり。

近隣の牧場から届く、一切の妥協のない新鮮なお肉を使っているからこそ、この雑味のない純粋な「旨味umami」が生まれるのでしょう。

そして、今では旅の相棒(?)となった、ジャガイモたち!

マッシュポテトにベイクドポテト…
形を変えてどこまでも私を追いかけてくる彼らですが、その安定した美味しさに、今回もすっかり心を奪われていました。

さて、お料理に合わせるお酒は?

喉を潤すキレのあるビールか?
それとも旅の物語を深める芳醇なワインか?

最高のお肉を前にした「究極の二択」は、旅の中で最も贅沢な悩みかもしれません。

(もちろん両方いただきました!)

素晴らしいお料理とお酒。

それを囲む、素晴らしい仲間の弾けるような笑顔。

グラニットベルトの夜は、どこまでも温かく、そして美味しい余韻に満ちています。

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