11月上旬のグラニットベルトは、昼の気温が20度近く、夜間は10度以下と1日の寒暖差が激しい季節です。

季節の変わり目なので、曇り空の日も多く、局地的に小雨が降る日もみられます。

この時期の雨水が、雨量の少ないこのワイン産地にとっても大切。葡萄の成長期に必要とされる水分が地下や貯水池に溜められ、貴重な水源「命の水」となります。

この時期の葡萄の成長は、葡萄の原型のような小さな房に一つ一つ花が咲き、自家受粉をする大事な時期。

小さな葡萄の赤ちゃんのような緑色の小粒の房が至るところで見ることのできる時期です。

葉や茎も生き生きと成長速度が早まり、ぐんぐん大きくなる時期なので、剪定作業も小まめに行わなければなりません。

これから畑作業は日に日に忙しくなります。

昼間は紫外線が強く暑いぐらいなので半袖でも過ごせますが、

夜は暖炉の火が丁度心地いいぐらいまで気温が下がります。

暖炉の火にあたりながら飲むワインは格別。

パチパチ燃える薪木の音を聞きながらしっとりとワインを飲み、しんしんと夜が更けていきます。

暖炉の優しい炎とワインの新たなマリアージュ。

最高にリラックスできるひと時を是非皆様に体験していただきたいです!

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