今グラニットベルトはワイン産地としてGI認定「Geographic Indication=地理的表示保護制度」され、特にオーストラリア国内での認知度がここ数年で急激に高まっています。

QLDでワインは作れるのと言われた時代は今や昔の話。今では多くの美食家やワイン愛好家がこの地を訪れるようになりました。

観光で訪れ、この土地に魅了されて移住してしまう人々も少なくありません。
この第3世代と呼ばれるグラニットベルトへの移住者達は、国内の都市部から移住した方が多く、小さなワイナリーやレストラン、コテージなどの商業施設を作り町を盛り上げています。

そんな多くの観光客を受け入れる上で欠かせないのが、宿泊施設。
今回紹介するのは、ブリスベンから移住してきたカップルが営む大人気のコテージ「31 The Rocks」をご紹介します。

ロケーションは町の中心部(スタンソープ)から車で10分離れたところとあり、ちょっとした買い物やレストランまで気軽に移動できるとても便利な場所です。

そんな便利な立地でありながらも、一歩「31 The Rocks」の敷地に入ると、そこは自然のユーカリと大きな花崗岩に囲まれた自然と共存した佇まいに驚かされます。

ここには全部で5棟の宿泊キャビンがあり、それそぞれが離れているためプライベートが守られています。

敷地内にはまるで国立公園を思わせる様な花崗岩のハイキングコースがあり、頂上からは絶景が見渡せます。

用意されたお部屋はとても清潔感があり、センスの良いアメニティーで揃えられています。

特筆すべきは、この敷地にあるゲストハウス以外ではWifiは使用する事が出来ず、デジタルデトックスを経験する事。
今やどこに行っても普通に繋がるインターネットであり、その便利性から手放す事が出来ない存在になりつつも、時に縛り付けられているかの様な閉塞感とストレスを感じる事もあります。

ここ「31 Rocks」では、それらのデジタルと一時的に遮断する事で、木漏れ日の光や、鳥のさえずり、ユーカリの香りなど、自然と素直に向き合い感じる事ができます。

夜は満天の星空に囲まれながら、その日巡ったワイナリーを思い出しながらそれぞれのワインを楽しむ。

ワイン好きのみならず、現代のストレス社会で生きる人たちに是非ご紹介したい宿泊施設です。

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